-----
サーバーメンテナンスに伴う連絡事項
2007/06/03(日)~07(木)に、DNS変更、
WEB・mailサーバーの移行を行います。
連絡事項やご質問については、
こちらへお願いいたします。
-----
ある知人は、自宅を増築して、本を収容したとか。わたしよりも年上なんだけど、いったい、いつまで生きるつもりなんだろう。
最終的には、自著まで捨て始めた。
結局、「死」の準備だと悟ったからである。本は、私が死んだ後、重いゴミである。できるだけ、生きている間に処分しておこうと考えるようになった。
女性セブンをさがしたが、見つからなかった。
近所のコンビニに行ったが、まだ売っていなかった。
上方落語に関する話を書こうかと思っていたが、ニュージーランドでの地震のニュースを見聞きし、中止。
コンビニに行って、女性セブンを買ってきます。あんのじょー先生が何かコメントされているとか。
「なんとかを守れ!」式の主張とか、運動は嫌いである。例えば、「憲法9条を守れ!」式の主張・運動である。たかが何かを変更しないこと、そんなことに、わざわざ大学所属の研究者が関与する必要はないであろう。
「なんとかを変えろ!」式の主張とか、運動でないと、興味ない。
既存の制度を褒めたたえる主張とか、運動も嫌いである。ソビエト体制、北朝鮮体制を褒めたたえてきた(バカ)学者の皆さん、現状をご覧になって、何か一言おっしゃったらいかがですか(あんたらのせいで、どれだけ、学者全体がいっしょくたにされ嘲笑の対象にされたことか)。あんたらの主張は、万死に値する。
学者の存在価値は、まだ存在しないもの、存在しないことを主張することにある。
わたしは、マルクスとかエンゲルスは好きである。存在しなかったことを主張したからである。しかし、ソビエトが成立し、北朝鮮体制が成立した後に、それを称賛した学者は大嫌いである。既存の体制を称賛したからである。
旧制高校寮歌を聴きながら、かつ、ビールを飲みながら書いた。
恥ずかしいけど、少しの間、残しておこう。
「性同一性障害と法」について研究してきたことから、隣接諸領域の関係者からお誘いを受けることがある。
わたしが「性と法」に関心があるとお考えになる方は、性指向と法(つまり同性愛と法)の問題に関心があるのだろうお考えになって、いろいろな機会にこの分野へのお誘いを受ける。
わたしが「障害と法」に関心があるとお考えになる方は、精神障害、知的障害、身体障害、高次脳機能障害などに関する法律問題に関心があるのだろうとお考えになって、いろいろな機会にこの分野へのお誘いを受ける。
―
ちょっと、違うのである。
「性同一性障害と法」と同時に、わたしが強い関心を持っていた法的問題は、消費者金融の過払い利息の問題、消費者保護法の制定、信託法などであった。
わたしは、困難な法律問題に関心があるのである。男を女に、女を男に変える。これは、35年前には絶望的なまでの超難問題であった。だからこそ、それに挑戦したのである。
同様に、過払い利息問題・消費者問題などは、業者側・会社側の利益を代弁する自民党長期政権の下で、消費者・市民に有利に解決することがたいへん難しかった。だからこそ、それに挑戦したいと考えていたのである。
―
極めてわかっていただきにくいのだが、「性同一性障害と法」は超難問であったから挑んだのである。
わたしは何も自分の能力を買い被っているわけではない。ある程度の法律問題は、弁護士さんが解決してくれるのである。また、ある程度の問題は、国会議員が立法で解決してくれる。わたしは、別に、弁護士や国会議員に比べて才能があるわけではない。
しかし、研究者は自分で研究テーマを選ぶことができる。また、大学には、弁護士会や法律事務所とは比較にならないほどの書籍・雑誌がある。外国法の資料では国会図書館をも圧倒する。外国留学の機会も与えられる。研究の自由度、時間、研究環境の面で、大学の研究者は、国会議員、裁判官、検察官、弁護士をも圧倒できるのである。
そのような恵まれた研究環境にある大学所属の研究者は、国会議員、裁判官、検察官、弁護士などが手に負えないようなテーマを選択すべきでしょう。学者こそが、社会を変えることができると考え、政治家への転身のお誘いは断り続けてきた。
超難問であったので、「性同一性障害と法」というテーマを選びました。
―
今は、超難問は何か。
今年2月は、後見支援信託の勉強をしています。
長期的に見て、超難問は何か。それが分かりました。わたしの老後の全時間を傾けます。
知的障害がある人が被告人になった場合の刑事弁護について勉強。
中井先生のご子息である真雄先生が司会。
大阪弁護士会の研修会にテレビ取材が2社。こんなことは私にとっては初めてのこと。テレビに写らない角度へ。
インターネットで読むことができるんですね。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110220/trd11022017430014-n1.htm