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「学者生活は終わりだ」とつぶやきながら、すべての本を捨てた。1冊残らず。
本日、2011年3月31日に大学教授を辞めることにしました。4月1日からは、弁護士として活動して行きたいと思います。
住所、電話番号、ファックス番号、メールアドレスなどに、変化はありません。
大島俊之 弁護士
弁護士法人淀屋橋・山上合同
またしても、薩摩に負けた。百数十年前、薩摩に負けた。阿波藩は、西国の外様では大藩であり、京都にも近かった。薩摩や長州などの田舎侍どもに先を越された。
ぼくらの学校は、明治8年に創設。西南の役は明治10年。
後輩の皆さんの敗戦後の姿は、まことに立派であった。
僕らは、敗戦になれている。高校在学中、野球部は全敗であった。一度も勝ったことなどなかったのである。
明治、大正、昭和の3つの校歌を聴きながら、涙を流す夜である。
おのれ、薩摩、この屈辱を。。。
塀の内に落ちる確率。もっとも高いのが組員。次が弁護士。大学時代のゼミ仲間も塀の内に落ちた。
弁護士というのは、それほど危ない職業なのである。
日本弁護士連合会の雑誌「自由と正義」には、毎号、毎号、多くの弁護士の懲戒事例が本名で掲載されている。
職務怠慢、金、性。。。。
勉強だけの秀才が、強烈な社会の荒波に翻弄されている姿が、透けて見える。
裁判官か、検察管になることをお勧めします。
転落弁護士という本を拝読しながら、感じたことの一つは、転落のかなり前に、弁護士という仕事に飽きておられたようである。
若き頃は、熱心な少壮弁護士であったのである。それが、10年、20年と続けるうちにマンネリになる。
そんな頃、奥様は、「弁護士を止めて、夫婦で喫茶店をしましょう」と提案していた。夫が弁護士業務に飽きてきたことを感じたからであろう。
わたし自身は、勤務先大学を変える、在外研究に行く、研究テーマを変更するなどでマンネリを避けてきた。いずれも、弁護士には困難なテクニックである。
知人の弁護士の1週間。月曜日から土曜日まで毎日10時間、1週間で60時間、仕事をしておられる。これを50年続けられるであろうか。もちろん豆腐屋さんとか、八百屋さんは、そうしておられる。でも、弁護士にも可能であろうか。ストレスをどう解消するか。
家族法学術賞
該当者なし
学術奨励賞
平田厚氏。
東大経済学部卒。弁護士、明治大学教授。
「親権とこどもの福祉――児童虐待時代に親の権利はどうあるべきか」
新人奨励賞
白須真理子氏。
関西学院大学卒。
「フランスにおける親権の第三者への委譲」
新人奨励賞
黄浄愉氏。
台北大学卒。
「台湾における養子縁組の制度的特徴と現実の機能――特に日本法との対比で」