なにわ太郎のつぶやき日記【ver1.0】


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2005年9月30日 金曜日。
昨日タイガース優勝。おめでたい。

FTM日本46号が届く。表紙がなんと「私達、結婚します」。

虎井さんの結婚宣言。これまたおめでたい。
2005年9月29日 木曜日。タイガースの優勝が決まるか。

人が生まれてから死ぬまでを取り扱うのが民法。民法研究者は、葬儀にはあまり関心を示して来なかった。高橋繁行『葬祭の日本史』講談社現代新書(税別720円)を読む。葬儀ビジネス界の裏話が面白い。

冒頭に明治末に大阪市内で行われた川上音二郎の葬列の豪華さが紹介されている。大名行列を葬列に応用したらしい。さすが俳優というべきか。
2005年9月28日 水曜日。
伊藤昌司先生から、伊藤昌司「民法解釈学と相続法」同志社法学56巻6号1511頁の抜刷をいただく。「むすび」の一言が興味深い。故小室直人教授から言われた「歳を取ったら論文を書くな」ということを戒めとしておられるとのこと。

学者としての晩年をどう生きるか。そろそろ私も考えないといけない問題である。

またまた、一人暮らしの2日間。デニーズでパスタ。
2005年9月27日 火曜日

ひさしぶりにスーツネクタイ姿で出勤。東京では秋だったが、大阪ではまだ残暑が厳しい。

夕方には、弁護士の皆さん方との勉強会。
2005年9月26日 月曜日。新幹線で関西へ。駅のコインロッカーに荷物を預けて、午後から出勤。
ヨットではなく、小船で、ヨーロッパの川や運河を旅したことがある。ヨーロッパ各国は、水路でつながっており、どこの国にでも行くことができる。現在は道路の時代、その前が鉄路の時代、さらにその前が水路の時代。あえて、時代遅れの水路を利用して、船の旅をしたのである。

水路から都市に入っていくと、非常に低い視点で建物や人々を見上げることになる。都市の郊外の水辺に、キャンピングカーが多数とまっていることがある。オートキャンプ場ではなく、ジプシーの集落。他の市民とはほとんど没交渉で暮らしているらしい雰囲気。一度も話しかけられなかった。


なお、ジプシー(英語)というのは、「エジプト」の「エ」が落ちたものが語源らしい。これは、ジプシーがエジプト起源であるという誤解に基づくもの。ジタン(仏語)、ツィゴイナー(ドイツ語)というのも同様らしい。当人たちは、「ロマ」と言うらしい(「人間」という意味らしい)。彼らは、エジプト起源ではなく、インド起源。1000年ほど前にインドを出た人々らしい。

「ローマ法」ではなく、「ロマ法」の勉強をしたいと思ったのだが、彼らの言葉ロマニができないし、意思疎通ができない。チゴイネルワイゼンを聞くくらいしかできない。

IMADRロマプロジェクト『ロマ』を知ってますか」反差別国際運動日本委員会。
2005年9月25日 日曜日。午前中は、ニコライ堂、明治大学博物館を見学。

午後から夕方にかけて、知り合いの結婚披露宴。

夕方から夜にかけて、知り合いのお医者さんたちとビール。
2005年9月24日 土曜日。夕方、一着しかないタキシードを持って東京へ。東京は小雨。夜遅くホテルでイタリアンの軽食。
2005年9月23日 タイガース優勝間近。タイガース優勝の場合の経済効果の予測で有名なのは、大阪府立大学経済学部のM教授。タイガースの優勝を予言しているのではなく、優勝した場合の経済効果を試算しているだけ。

元同僚。当時は、数理経済学とソビエト経済論の専門家だった。古くから、ソビエト経済体制の崩壊を予言していた。この点では、予言は見事的中。今は、タイガース経済論がご専門?相変わらず細身の体形を維持しているのは立派。

近く、知人の結婚披露宴があるために、礼服を出してきて着てみる。腰周りがきつい。日々のビールの飲み過ぎがまずかった。これから数日間は、食欲の秋だが食事制限と腹筋運動。

土曜日、日曜日、月曜日は、お出かけのため、日記はお休み。
2005年9月22日 ヨットで世界一周した斉藤実さんの記事を読む。斉藤さんは生涯独身らしい。その理由について、次のように述べている。「夫婦二人で乗っている艇があるんだけど、狭いヨットの中で四六時中顔をつき合わせているうちに喧嘩になって、結局別れてしまうケースが多いんです。それを見ているとちょっとね(笑)」。
イギリス人夫婦のヨットに乗せてもらって、スペイン・ポルトガル沖を航行したことがある。二人の間では、夫婦喧嘩が絶えないようだった。その解決策が、友人・知人を呼んで一緒に航行すること。それで、知人の知人でしかない私まで招待された。恐れていた船酔いもせず、楽しい数日間だった。幸いにして、私が一緒の間は、夫婦喧嘩は始まらなかった。
ヨーロッパ各地で、二人で航行しているたくさんの夫婦に出会った。仕事をやめ、家を売り払い、ヨットを購入したようである。港でそういう生活をしている人々を見かけると、積極的に話しかけ、ビールを飲みながら談笑した。わたしの印象。数日間なら天国だが、これが一生続くとなると、ちょっとね。
2005年9月21日 タイガース、やっと勝利。

判決の紹介 最高裁平成17年4月21日判決(判例タイムズ1180号171頁)

A男は、○○国立大学に勤務していた。そして、B女と結婚して、国立大学の宿舎で同居していた。その後、A男は、宿舎を出て、別居するようになった。そして、A男はC女と同棲するようになった。その後、A男は、私立大学に勤務するようになった。A男が死亡した。

この場合、私立学校教職員共済法に基づく遺族退職共済年金の受給権者である配偶者に当たるのは、戸籍上の妻であるBか、それとも内縁の妻Cか。

最高裁の結論では、Cの勝利。


この理屈を、ゲイ・ビアンのカップルにもつかえないかと思いましてね。
2005年9月20日 昨日、タイガースはドラゴンズに大敗。野球の話。

NHK知るを楽しむ この人この世界 
佐々木信也『個性がプロ野球を救う』
「球場問題に関して最も改善してほしいのが、私設応援団のみなさんです。……あの大騒ぎがあるために、どれだけ日本の野球がつまらなくなって、ファンを失わせているかーー。……プレイそのものの音がスタンドに聞こえる野球場にしたいというのが私の願いです。」(158頁以下)
同感。

判決の紹介 東京地裁平成17年3月17日判決(判例タイムズ1182号226頁)

本件第1事件は、和泉流二十世宗家を称するXの属するY社団法人能楽協会の理事らが記者会見において、Xが公演のダブルブッキング、遅刻、早退等を繰り返し、また、Yに対する誹謗中傷を繰り返したことがY定款の除名・退会命令事由に該当するとして、その処分の可否を問う臨時総会を召集することを決定した旨の発言、およびXが和泉流二十世宗家ではない旨の発言をしたことについて、Xの名誉を毀損したとして、1臆円の慰謝料請求および謝罪広告の掲載請求をした事案である。

第2事件は、YがXに対し、Xが公演のダブルブッキング、遅刻、早退等を繰り返し、Yに対する誹謗中傷を繰り返したことを理由として、総会決議により退会命令処分としたことについて、その決議の無効確認と会員資格を失うことにより被る損害賠償として1億円の請求をした事案である。

第1事案、第2事案ともにXの敗訴。
2005年9月19日 今日の夕方、Gフロント関西の芝居がある。それまでに仕事が終われば行きたいのだが。どうなることやら。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~gfront/
芝居には行けなかった。

今日は、敬老の日。倉田卓次「老法曹の思い出ばなし6「家畜人ヤプー」」判例タイムズ1180号4頁を興味深く拝読。

沼正三『家畜人ヤプー』(幻冬社アウトロー文庫)という本がある(全5巻)。日本人の白人崇拝を風刺するマゾヒズム小説である。その著者である沼正三の正体は、長く不明だとされてきたが、かつて、当時の東京高等裁判所裁判官である倉田卓次氏であるということが広く報じられたことがある。

倉田氏の今回のエッセーは、沼正三イコール倉田卓次説を改めて否定したものである。

2005年9月18日 暑い。猛暑が帰ってきた。それでも、近所の公園ではスポーツの秋。第二競技場では西日本学生陸上。球技場では関西学生アメリカンフットボール。陸上競技見ながら、ギネスビール飲みながら、原稿の校正。

判決紹介 高松高裁平成12年12月13日判決(判例タイムズ1074号256頁)。
本件は、被告人が約15年間近く逃亡し、時候寸前に逮捕・起訴された事案。被告人が同僚ホステスを殺害し、現金や家財道具などを奪った松山ホステス殺人事件の控訴審判決である。


被告人は、控訴審では被害者と同性愛関係にあったもので、犯行当日被害者との感情のもつれから被害者を殺害したものであると主張した。本判決は、この主張を認めなかった。

「所論は、本件の殺人は、同性愛関係にあった甲野〔仮名〕との感情のもつれから発したものであって、殺害後に金品を領得する意思が生じて預金通帳等を摂取したものであり、家財道具を持ち出した理由については、甲野の失踪を装うこともあったが、一番の理由は、同女との同性愛行為の際にしようしたバイブレーターを処分したかったが見付けられなかったため、家財道具を持ち出した後でこれを探し出すためであった旨主張し、被告人も当審においてこれに沿う供述する」。


「甲野と半ば同棲状態の関係にあった丁谷〔仮名〕の供述調書……等によれば、むしろ甲野が同性愛者でなかったことが認められる」。
「所論は、昭和57年当時の地方都市においては同性愛関係は忌むべきものとの観念が強く支配しており、親しい友人間においても相手が同好のものでない限りこうしたことは秘事であり、かつ、同好の者でない限り感じ取れないものであるから、第三者の供述等によってこれを否定することはできない旨主張する」。


「しかしながら、たしかに同性愛関係が秘事である面はあるとはいえ、これが当該同性愛者と近しい者によっても一切感じ取りえないとも言い難い」。

「そうすると、同性愛関係にあった甲野との感情のもつれが本件の原因であるとする被告人の当審における供述は、不自然でこれを裏付ける証拠もない上、その主張の経緯に照らしても信用することができず、これに依拠する所論も採用の限りでない」。


この後、有罪が確定し、服役中に病死。
2005年9月17日 源淳子編著『「女人禁制」Q&A』解放出版社(税別2200円)を頂く。共著者の中には知人の名がチラホラ。ご主張は、至極ごもっとも。

判決の紹介 東京地裁平成17年3月14日判決(判例時報1893号54頁)


本件大学病院の患者が担当医師に対しセクシュアル・ハラスメントを理由に訴訟を提起したことに伴い、患者の代理人である弁護士が記者会見を開いたり、新聞が報道した後、訴訟が患者の敗訴で確定した場合について、医師が患者、弁護士、新聞社に対して名誉毀損等に基づき損害賠償を請求した事案であり、請求が認められた。判例集上、個人当事者名、大学名は仮名であるが、新聞社名、雑誌名などは実名。

「原告は丁原医科大学総合医療センター形成外科の教授を務め、平成10年10月16日に国内で正式な医療行為として承認された第1例目の性転換手術を行うなど、性同一性障害の医療分野における先駆者的立場にある医師である」。


「被告乙山は、平成8年……丁原医科大学総合医療センターに来院し、原告の診察を受けた」。
「被告丙川は、新潟県弁護士会に所属する弁護士であり、前提事件において、ほか二名の弁護士とともに被告乙山の訴訟代理人の地位にあった」。
被告毎日新聞社

第1の訴訟(前提事件)元患者が医師を訴えた事件。
平成12年1月14日、新潟地裁に訴えを提起。乙山は、原告の診察を受けた際にセクシュアル・ハラスメントを受けたとして、損害賠償を請求。
平成12年3月7日、弁護士丙川が記者会見。
平成14年1月21日、新潟地裁は、乙山の請求棄却。
平成14年6月27日、東京高裁は、乙山の控訴棄却。



第2の訴訟(本件訴訟)医師が元患者、弁護士、新聞社を訴えた事件。
原告が、元の患者乙山、弁護士の丙川、新聞社を被告として、損害賠償を求めた。これらの請求を認めたのが本判決。
@乙山によるセクシュアル・ハラスメントを理由とする前提事件の一部は不当提訴である。
A丙川弁護士による記者会見の開催は名誉毀損である。
B前提事件の訴訟提起の事実を、医師の実名で報道した新聞社は、医師のプライバシーを侵害した。


「乙山は、膣再生手術の方法について、それまで自分が知らなかった画期的方法の説明が受けられるものと期待して原告に説明を求めた。これに対し、原告は臀部の皮膚を用いる形成手術について一般的説明をするにとどまり、被告乙山は、右手術方法については兼ねて他の医師から聞いたことがあり、同方法は臀部に傷痕が残る可能性があることからこれを嫌っていたため、原告の診察に不満を持った」。


「原告は、平成10年10月16日、医療行為として正式に承認されたものとしては国内で第1例目の性転換手術を実施し、これにより原告の医療活動等がしばしばマスメディアに取り上げられるようになった。原告の前記診察に不満を持っていた被告乙山は、これを原告の売名行為ととらえ、原告に対する不快感を募らせ、原告の虚名をはいでやろうと考えるようになった」。
2005年9月16日 大阪の弁護士さんは、裁判所(大阪地裁、大阪家裁、大阪高裁)に近いため、西天満(にしてんま)に事務所を構えている人が多い。東京では、東京地裁、東京高裁、東京家裁のある霞ヶ関近辺は国有地が多いため、こういう現象は起こりえないようである。

大阪の弁護士さんにお目にかかるために、西天満界隈を歩いているときに感じることのひとつは、骨董商、美術商の店が多いことである。そういえば、弁護士さんの法律事務所の応接室には絵がかかっていることが多い(これに対して、大学の法学教授の研究室で壁に絵画をかけている例はまずない)。


「円山応挙の絵だと思って買ったが、ニセモノだった。この売買契約は有効か」。これは、民法の本などによくある設例である。民法学者としては、骨董商、美術商の店を見ると、この問題が頭に浮かぶ。こういう問題にご関心がある向きは、例えば、大島俊之ほか著『ショートカット民法〔第2版〕』法律文化社(税別2700円)42頁を参照。

「ニセモノ」という言葉が頭に浮かび、中島誠之助『ニセモノ師たち』講談社(税別1600円)を読む。中島氏は、「なんでも鑑定団」で有名な和服姿の紳士。


中島先生のお言葉。「事業がそこそこ成功していて、多少の資産のある人、あるいはお役人暮らしが長くて、わりといいポジションについてはいたが他人に頭を下げたことのない世間知らずの人、退職金がたくさん入った人で官学上がりで学者タイプの人、などがニセモノをつかみやすい傾向にあるようです」。

ニセモノ絵画、盗難絵画に関する諸外国の判例を興味津々で読んでいる。
2005年9月15日 昨日、在外投票制限について違憲判決。
2度の留学の当時、在外投票制度がなく投票ができなかった。他方で、在欧アメリカ人の知人達がアメリカ大統領選挙の投票をしていることは知っていた。法律家として、この問題に挑戦しなかったことには悔いが残る。理由は2つ。1つは、帰国すると怒りが薄れる。2つめは、選挙制度は公法学者の領域だろうという縄張り意識。

11月にプロバスケットのリーグ「bjリーグ」が発足とか。その上に、さらに2つの団体がリーグ結成を計画しているとか。
1つの種目に複数のリーグ。弁護士の先生方、忙しくなりそう。


ルモンドのスポーツ欄はランス・アームストロングのドーピング問題。

安藤大将(ひろまさ)さん、競艇選手引退とか。彼の舟券が買いたかった。住之江競艇場に行ったことがなく、舟券の買い方がわからない。
彼の著書『スカートをはいた少年―こうして私はボクになった』ブックマン社、1,470円(税込) を再読。
2005年9月14日 政治の季節でも政治を語らず、スポーツを語る。物心ついて以来、タイガース・ファンの私から見て、ジャイアンツの監督は誰がふさわしいか。こんなことを考えるのも、タイガースの優勝が目前となった余裕であろうか。
王。人気・実績はあるが、ホークスが手放してはくれないであろう。
藤田。実績はあるが、人気がない。
原。人気はあるが、力量に疑問。
江川。手強い監督になりそう。タイガース・ファンとしては実現しないこと願うのみ。


「スポーツ・イラステッド」9月12日号は、ハリケーン・カトリーナ特集号。ニューオーリンズのスポーツ・チームの様子が紹介されている。被災地図によれば、かつてお世話になったことのあるチューレーン大学が浸水地帯に入っている。市の中心部から遠く離れているので大丈夫であろうと推測していたのだが、低地だったようだ。チューレーン大学の各スポーツチームは無事避難できたようであるが、心配だ。


今日の車中読書。川上貴光『“ムッシュ”になった男―吉田義男パリの1500日』文藝春秋(1714円)。吉田氏がフランス野球を指導した日々のエピソードを綴ったもの。フランス留学時代に野球をしている人を見たのはただ1度。日本人外交官とその家族のグループだった。愛読したスポーツ新聞「リキップ」で、野球関係の記事を見たことはない。フランスで人気のあるスポーツは、サッカー、自転車、テニス、ラグビー、柔道だろうか。ところで、日本には沢山のスポーツ紙があるが、もう少しハイクォリティーなスポーツ紙はできないものだろうか。「レキップ」程度のスポーツ紙が。
 

川上氏の著書で印象に残った箇所。「驚くことに、ベルギーに野球の種を植えつけたのは日本人だった。吉田はベルギーの野球関係者からそのことを聴いた。第二次大戦以前の1930年代の始めに、アントワープで日本人の船員が余暇時間に野球を楽しみ、それを見ていたベルギーの若者たちがチームを作ったのが始まりだということだった」。


あるテレビ局の放送記者さんがご来訪。撮影クルーを伴わない取材のみ。拙稿「見逃しやすい児童虐待MSBPの事例」法律時報77巻1号92頁をお読みいただいたとか。将来に備えた基礎的勉強のためにお越しになったご様子。

今日も外食。お好み焼きにでも行こうかな。
2005年9月13日 新聞によれば、大阪商工会議所と関西ジャズ協会がニューオーリンズ支援のためのチャリティー・ジャズ・コンサートをするらしい。
10月19日(水)午後7時から、大阪市中央区のりそな銀行大阪本店地下講堂。

ニューオーリンズには2度行ったことがある。その成果が「ルイジアナ法におけるフランス語の地位」神戸学院法学29巻2号。
ニューオーリンズに関する薀蓄。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、来日の前、ニューオーリンズで新聞記者をしていた。失業中には、フレンチ・クォーターでホームレス生活をしていた。

今日の車中読書。中野晴行『球団消滅』ちくま文庫(税別740円)。近鉄バッファローズとは無関係。船場の社長さん田村駒治朗氏の伝記物語。横浜ベイスターズの遠い前身球団の経営物語。

東京の弁護士さんが来訪。東京から車でお越しになったとか。まったくの初対面。昔、熱心に書いていた「相続放棄と債権者取消権」に関する一連の論文を読んでくださったとか。このテーマに関連するご用件。

大阪府大講師時代のこんな論文に関心を持ってくださる弁護士さんがいらっしゃったことに感激。債権法学者でもあったことを思い出す。

『債権各論』改訂版の校正。民法領域で法改正が頻繁に行われるようになり、たびたび改訂が必要になった。

性指向に関する論文の再校。時代の最先端を行く同性婚とかパートナーシップ法を取り上げてはいない。こういう問題は若い学者にお任せして、時代遅れのテーマを取り上げる。数ヶ月後に刊行される予定。

乳房文化研究会から公開研究会のご案内をいただく。http://www.wacoal.co.jp/company/nyubou-bunka/public/index.html
仙台での大江千束さんの講演会(ESTO主催)と日程が重なる。どちらも10月15日(土曜日)午後。http://akita.cool.ne.jp/esto/esto_1015.pdf

大磯一「迷惑メール対策」時の法令1744号6頁
「特定電子メールの送信の適正化に関する法律の一部を改正する法律」の解説
総務省内の「迷惑メール研究会」(明治大学法学部の新美育文教授が座長)が中心になってまとめたようだ。


今日も外食。どこに行こう。
2005年9月12日 ホームページ開設。昨晩は遅くまで選挙関連ニュースを見て寝不足だが、早朝から出勤。

総選挙の結果。わたしが注目した候補者は2人。一人目は、大阪11区の井脇ノブ子氏。小選挙区ではだめだったようだが比例区で当選。井脇ノブ子氏はこんな人。http://www2.wbs.ne.jp/~kaiyou1/iwakinobuko.htm
二人目は茨城3区の猿田玲氏。猿田氏は、小選挙区でも比例区でもだめだった。猿田玲氏はこんな人
http://www.geocities.jp/saruta_rei/

大阪市内に住み、神戸市に通勤。仕事の関係で今日は久しぶりにスーツにネクタイ。少し暑い。

職場で、お昼に弁当が配布された。今の職場では、ときどき、こんなことがある。以前勤めていた公立の職場にはなかった慣習。


昨日、散髪し、髪も染めた。今日はネクタイ姿。スポーツ問題研究会HPの会員紹介欄に載せるための写真を撮るのに最適かも。

でも、今日から3日間は一人暮らし。シャッターを押してくれる人がいない。残念。斬り!

通勤は片道1時間20分ー30分。そのうち、電車部分が1時間(残りは健康のために徒歩)。これは読書の時間。法律以外の社会関連の本が多い。通勤車中で読む本を探すために、職場から帰路、本屋に立ち寄ることが多い。兵庫駅近くに本屋さんが二軒、古本屋さんが1軒。梅田で行くのは大規模書店3店と「かっぱ横丁」の古本屋さん。

本屋の後、夏場は、梅田でビールの立ち飲み。今日も同じパターンか。

今日も外食。どこに行こう。マック、吉野家、デニーズばかりじゃ飽きがくる。
2005年9月11日 開設